Pulserollerはプログラミングをより簡単にするためにアドオンインストラクション(AOI)を公開しています。ここまでの説明では、モードに関係なくConveyLinxに接続する場合、PLCプログラムはConveyLinxインスタンス作成時に作成されたレジスタデータ配列タグに直接アクセスする必要があります。AOIは作成されたConveyLinxのレジスタデータ配列にアタッチし、データを意味のある名前のユーザータグと関数にマッピングします。
接続するConveyLinxのモードに応じて、ZPAモードAOI と PLC I/O AOIの2つのAOIがあります。

適切なAOIの選択

AOI は特定のPLCプログラムファイルにインポートされますが、EDSファイルのようにRSLogix 5000環境にはインポートされません。次の表はConveyLinxファームウェアのバージョンと動作モードに基づいて適切なAOKファイルを選択するためのクロスリファレンスです。

ConjveyLinxファームウェア 動作Mode EDSファイル AOIファイル
4.24以下 ZPA Mode ConveyLinx_ZPA_Instance_1.eds ERSC_ZPA_424.L5X
4.24以下 PLC I/O Mode ConveyLinx_PLC_IO_Instance_1.eds ERSC_PLCIO_424.L5X
4.25 ZPA Mode ConveyLinx_V5_6.eds ERSC_ZPA_425_5xx.L5X
4.25 PLC I/O Mode ConveyLinx_V5_6.eds ERSC_PLCIO_425_5xx.L5X
5.02 ZPA Mode ConveyLinx_V5_6.eds ERSC_ZPA_425_5xx.L5X
5.02 PLC I/O Mode ConveyLinx_V5_6.eds ERSC_PLCIO_425_5xx.L5X
4.27/5.07 ZPA Mode ConveyLinx_V5_6.eds ERSC_ZPA_427_507.L5X
4.27/5.07 PLC I/O Mode ConveyLinx_V5_6.eds ERSC_PLCIO_425_507.L5X