前述のコントロールポート入力信号の1つに、ローカル集積信号(RJ-12コントロールポートのピン3またはSE-4のP3)があります。 デフォルトでは、この信号はそのゾーンセンサーがブロックされた時にローカルゾーンに貨物を集積させるようにします。搬送物がセンサーをブロックしているときにこの信号が削除されると、搬送物は次の下流ゾーンに搬出(もちろんそこが空いている場合)されます。搬送物が搬出されても、まだ集積信号が再通電される場合はゾーンが停止します。
センサートリガーで集積
例えば、全ての搬送物を到着時に集積したいような場合 (オペレーターワークステーションのような)では、集積信号を常に通電した状態にしておき、搬送物搬出のためにオペレーターが一時的に信号を非通電にします。こうすると、次の搬送物がゾーンで停止するように、集積信号を再通電するためにオペレーターがゾーンから搬送物が完全に搬出されるのを見たり待ったりしなくてもよくなります。上流ゾーンと下流ゾーンの 集積センサートリガー チェックボックスを使用すると、モジュール上の上流ゾーンあるいは下流ゾーンのどちらかまたは両方に、集積信号が一時的に非通電になったことを記憶し、それ以上オペレーターが介入しなくても搬送物が搬出され次の搬送物の到着時にゾーン集積されることが、自動的にわかるように指示することが出来ます。
Accumulate on Sensor Trigger チェックボックスをクリックして ピン3 信号が瞬時にオフになると、ゾーンから搬送物が搬出されます。 ピン3 信号が再びオンになりセンサーがまだブロックされている場合は搬送物を搬出し続け、センサーが解除になり再びブロックされるまでは集積されません。 |