SE I/O分岐モジュールを使用する典型的な状況は、PLCのデジタル出力をインターロック制御用の ConveyLinx の入力信号のひとつに接続する時です。一部のPLCモデルのソリッドステートデジタル出力回路は、モジュールのPNP/NPN自動検出回路のため、 ConveyLinx に間違った入力を提供する可能性があります。また一部のPLCソリッドステートデジタル出力は、電源オフ時にグランドへの電気経路を提供することがあります。そのためConveyLinxのNPN自動検出回路がこの状態を正のNPN信号と解釈し、入力回路に通電する可能性があります。
SE I/O分岐モジュールは、 ConveyLinx 入力の間違ったトリガ信号を防ぐため、この逆の流れをブロックするジャンパの選択が可能なダイオードを提供します。

SEブレイクアウト基盤のP3とP4入力の両方にはユーザーが取り外し可能なジャンパが2つあり、PNP入力信号接続時にグランド経路をブロックし、NPN入力信号接続時には電圧をブロックするように設定できます。

ソリッドステートLC出力モジュールが 24Vを供給する 場合:

P4の場合 – ジャンパ1を外し、ジャンパ2を取り付けたままにする。
P3の場合 –ジャンパ3を外し、ジャンパ4を取り付けたままにする。

ソリッドステートPLC出力モジュールが 0Vをシンクする 場合:

P4の場合 – ジャンパ2を外し、 ジャンパ1を取り付けたままにする。
P3の場合 – ジャンパ4を外し、 ジャンパ3を取り付けたままにする。