Look Ahead 機能は次の下流ゾーンを「先読み」するようにロジックを構成し、搬送物搬入時にそのゾーンが占有されている場合、モジュールパルスローラを動的に調整して、選択された速度にします。この機能は、搬送物が停止位置から後ろにはみ出さないようにするために停止距離の延長を必要とする、より高速の用途での使用を意図されています。この機能はゾーンごと、または複数のゾーンで適用できます。

搬送物がゾーン1に集積・停止し、他の搬送物が通常の設定速度で搬送されている。
搬送物がゾーン3の端に到達すると、 ゾーン2が起動し、先読み速度で動作する。
チェックボックスをクリックして、選択したノードの Look Ahead 機能を有効にします。Setボタンをクリックすると、選択したノードの各ゾーンに設定がダウンロードされます。減速速度に入力される値は、メイン画面で設定されたノードの通常速度のパーセンテージです。この例では、Look Ahead speedは、90% PWM電流の80%に比例します。 メイン画面のPWM速度が70% PWMに設定去れていた場合は、減速速度は 「70% PWMの80%」となります。 また、入力されたノード範囲に設定を適用するSet All ボタンもあります。

ファストリリースタイム

ファストリリースタイム オプションは、 ルックアヘッドスローダウン 速度が減速ゾーンで作動する前の遅れを設定できます。

*ゾーン2が起動すると、高速搬送時間が経過するまで通常の設定速度で動作し、その後先読み減速の速度で動作するように切り替わる。 *
Fast Response Time オプションを使用するには、Fast Release Timeチェックボックスをクリックし、 値入力ボックスに時間値 (秒)を入力します。 この例では、0.5秒と入力してあります。Setをクリックして、変更をモジュールに書き込み、必要に応じてSet All 機能を使用します。