SE I/O分岐モジュールの導入以来いくつかの改訂が行われているため、このセクションではリビジョンごとに行われた変更と更新について記載します。

品番とサーキット基板の改訂

当初、PulserollerはSEモジュールの機能が変更されるたびに製品番号を変更していました。 製品番号 SE2、SE3、SE4の場合は、各リビジョンで機能上の変更があったため、PCBリビジョンは製品番号と一致していました。 しかしSE-4のPCBリビジョン以降、SE I/O分岐モジュールに機能上の変更はなく、製品番号の変更もありません。

改訂履歴

SEブレイクアウト基盤の旧リビジョンに対応するため、以下の項目で各リビジョンの機能と制限の可能性について説明します。

製品番号 SE2

ConveyLinx のPNP/NPNの自動検出機能を不用意に開始させることなく、ソリッドステートPLC出力モジュールが動作できるように、ピン3とピン4入力用のバイアスダイオードを設けたオリジナル設計です。また、高電流デバイスをこの出力に接続できるように、コントロールポート出力アンプも設けられています。OUT信号はPNPのみです。

製品番号 SE3

このバージョンでは、 ConveyLinx の初期電源投入時または再ブートシーケンス中にOUT信号が通電するのをブロックするように改良されています。このため、 ConveyLinx の初期電源投入と再起動中に不用意にOUT信号が通電することがなくなりました。OUT信号が通電時に点灯するLEDが追加されました。

製品番号 SE4

このバージョンには外部電源が ConveyLinx コントロールポートの電源に逆流することをブロックするダイオード回路が設けられています。コントロールポートに接続されたデバイスの電力需要が最大限度を超える場合に、そのポート接続のデバイス用に外部電力を供給することができます。