外部コントローラーは、デジタル出力として使用するモーターポート(左または右)の Set Left/Right Motor Port Digital Control レジスタのビット15=1を最初に設定しないといけません。ビット15=0の場合、ConveyLinxはビット0~ビット2コマンドを無視し、対応している該当ポートの Left/Right Motor Port Digital I/O Status レジスタのビット12とビット14に意味のあるステータスを与えません。 ビット0、ビット1、ビット2はPLCによって個別に設定とリセットが可能であり、3つのデジタル出力全てに同時に通電できます。
モーターポートのブレーキ出力ピンの使用
ConveyLinxがPLC I/Oモードの時、ブレーキ出力(JSTコネクター ピン9)をPLCプログラムから制御される+24V出力信号として利用することもできます。この信号のソース電圧は+24Vで、負荷は0.5Aに制限されています。
ポートが実際にモーターを動かしている時にブレーキ出力を使用する場合、ブレーキ出力機能を有効にするには、適切な左または右の“Set Motor Port Digital Control”出力ワードのビット7を設定する必要があります。これを行うと、同じワードのビット6がデジタル信号のオン/オフ状態を制御します。ビット15を設定してモーターポートのデジタル制御を有効にした場合、ブレーキ出力を有効にするためにビット7を設定する必要はありません。ビット15を設定した時点で既に有効になっているからです。