ConveyLinxをProfinet I/O対応(Siemens)のPLCに接続する前に、 PLCプログラミングソフトウェア(つまり STEP 7 または TIA Portal等)に GSDXML 構成ファイルをインストールする必要があります。 GSDXML ファイルにはとりわけ、ConveyLinxをProfinet I/OでSiemens PLCに接続する時に必要なメモリサイズの定義が含まれています。個々のConveyLinxをPLCに割り当てる時に、使用するメモリアドレスを決定します。 GSDXML ファイルでは、各モジュールにはモジュールからPLCへの64バイトの入力データと、PLCからモジュールへの64バイトの出力データが必要であると規定しています。個々のモジュールをPLCに割り当てる時に、これらの64バイトのブロックの先頭として使用する物理的なPLCメモリアドレスを決定します。
モジュールデータレジスタとその割り当てられた機能を表示する全てのチャートに於いて、Profinet I/Oの場合、これらは “Byte 0, Byte 1,…Byte 32”等と表示されます。これらはモジュールがネットワークにインストールされた時に、Siemensプログラミングソフトウェアによって割り当てられた、Siemens PLCメモリ内の開始アドレスからのオフセットです。例えば、あるモジュールの入力が %IB256 始まりでインストールされている場合、このチャートでは “Byte 6 and Byte 7”のデータはそれぞれ、 アドレス %IB262 と %IB263 になります。