別の停止回路の置き換え

ConveyStop を有効にした ConveryLinx 制御システムの重要な特徴の一つは、ローカルオペレーターのボタンまたはスイッチが近くの ConveyLinx または CNIP モジュールに直接配線できることです。これらのローカルに配線されたデバイスを利用すれば、別に配線された停止回路を必要としないで、誰でも所定の 停止グループ 制御停止を開始することができます。システムのサイズと複雑さによりますが、これは設置コストと実施時間の大幅な節約につながります。

ネットワーク接続の損失を検出

ConveyStop 有効システムのもう一つの重要な特徴は、ネットワーク通信の切断やPLC接続の切断(元々接続されていた場合)によって、自動的に 停止コマンド が開始されることです。大規模かつ/または複雑なネットワークベースの制御システムでは、通信の切断を簡単に検知できないことがよくあり、また隣接する影響を受けていないデバイスが予測可能な方法で反応しないこともあります。 ConveyStop を使用すると、通信が途絶えた時に全てのデバイスが停止するだけでなく、通信切断が発生した場所を正確に位置づけるための情報をモジュールから取得することが出来ます。]

より信頼性の高いリカバリーを提供

ConveyLinx停止コマンド が開始されると、全てのモーター整流が停止するだけでなく、 ConveyLinx停止コマンド が開始された時のステータスの関連データを保持します。 ConveyLinx は貨物の追跡データと共に、貨物の搬出または受け入れを記憶します。 開始コマンド を受け取ると、 ConveyLinx は中断した場所から再開し、 停止コマンド に先んじて行われていたことを終了しようとします。
これと同じシナリオが、 停止グループ 内の全モジュールの電源が切断された場合にも適用されます。 ConveyStop が有効な全ての ConveyLinx の電源切断手順の一部として、モジュールステータスと貨物追跡にについての特定の関連データがフラッシュメモリに保存され、電源投入とその後の 開始コマンド 時に、各 ConveyLinx は最初の電源切断時に行っていたことを完了しようとします。