この方法では、意味のある名前を持つ独自の グローバルタグ を作成することができ、指定モジュール内の特定の ワード アドレスにマッピングすることができます。この方法を使用するには、ConveyLinxのインスタンスアセンブリ構造に精通していなければいけません。

この例では、センサーポート入力を読み取り、 トポロジーの例 でfeederと名付けたConveyLinxの上流ゾーンにジャム解消コマンドを送信できるようにします。また、センサーポート入力を読み取り、トポロジーの例で workstation と名付けたConveyLinxの左モーターを制御したいとします。

feederモジュールのタグを作成する

Network View からモジュール feeder を探して右クリックし。 Device configuration を選択して Device view の右からウインドゥ展開して Device overview を表示します。 これによりプロジェクトにモジュールを追加した時に割り当てられたメモリにI とQアドレスのバイト位置が表示されます。図で分かるように、 feeder モジュールの I*と *Q はそれぞれ 0 ~ 63 バイトに位置しています。

feeder モジュールからセンサーポート入力レジスタを読み取ります。 PLC開発者ガイドの章の、ポート入力およびConveyStopステータスの説明 にあるように、センサーポート入力データはZPAモードアセンブリインスタンス内のword register offset 01にあることが分かります。新しいバイトを正しい開始バイトに指定するには、ワードアドレス x 2 を使用して開始バイトのオフセットアドレスを取得します。

デフォルトのタグテーブルから新しいタグを作成し、それを feeder_SensorPortInputs と名付けます。データ型として Word を選択し、アドレスに %IW36 を入力してください。

ローカル上流ゾーンのジャムクリア用レジスタに、フィーダーモジュール向けのコマンドを書き込みます。 ConveyStopとジャムエラー状態解除 に記載されているように、ローカル上流ゾーンのジャムクリアデータはZPAモードのアセンブリインスタンス内のワードレジスタオフセット20にあります。新しいタグを適切な開始バイトに関連付けるためには、ワードアドレスをx2にして開始バイトオフセットアドレスを求めます。本例では、センサーポート入力のワードレジスタデータはQアドレスバイト40および41に配置されます。タグをW構文で宣言すると、Qアドレス40から始まる2バイトのデータを必要とすることが認識されます。

デフォルトのタグテーブルから新しいタグを作成し、それを feeder_ClearJamUpstreamZone と名付けます。データ型として Word を選択し、アドレスに %QW40 を入力してください。

Workstationモジュール用のタグを作成する

Network Viewからworkstationモジュールを見つけ、右クリックしてDevice configurationを選択します。次に、Device viewから右側のウィンドウを展開し、Device overviewを表示します。これにより、workstationモジュールをプロジェクトに追加した際に割り当てられた I および Q のアドレスバイトのメモリ位置が確認できます。ご覧のとおり、ワークステーションモジュールの I および Q は、それぞれバイト 64 ~ 127 に配置されています。

workstationモジュールからセンサーポート入力レジスタを読み取りたいと考えています。 センサーとコントロールポートセクション に記載されているように、センサーポート入力データは PLC I/O モードのアセンブリインスタンス内のワードレジスタオフセット 1 にあります。新しいタグを適切な開始バイトに関連付けるためには、ワードアドレスを x2にして開始バイトオフセットアドレスを求めます。本例では、センサーポート入力のワードレジスタデータはワークステーションモジュール内の I アドレスバイト 2 および 3 に配置されます。また、ワークステーションモジュールが I/O メモリ全体のどこにあるかも考慮する必要があります。ワークステーションモジュールは %I64 / %Q64 から始まることがわかっているので、その開始点にオフセット 2 を加えます。これによりオフセットは 66(64 + 2)になります。タグを W シンタックスで宣言すると、I アドレス 66 から始まる 2 バイトのデータが必要であることを認識します。

デフォルトのタグテーブルから新しいタグを作成し、それを workstation_SensorPortInputs と名付けます。データ型として Word を選択し、アドレスに %IW66 を入力してください。

workstationモジュールのLeft motor controlレジスタにコマンドを書き込みます。 左側モーター制御セクション に記載されているように、左モーターの運転 / 逆転データは PLC I/O モードのアセンブリインスタンス内のワードレジスタオフセット 4 にあります。新しいタグを適切な開始バイトに関連付けるためには、ワードアドレスを x2にして開始バイトオフセットアドレスを求めます。本例では、左モーターの運転 / 逆転のワードレジスタデータはワークステーションモジュール内の Q アドレスバイト 8 および 9 に配置されます。また、workstationモジュールが I/O メモリ全体のどこにあるかも考慮する必要があります。workstationモジュールは %I64 / %Q64 から始まることがわかっているので、その開始点にオフセット 8 を加えます。これによりオフセットは 72(64 + 8)になります。
タグを W シンタックスで宣言すると、Q アドレス72 から始まる 2 バイトのデータが必要であることを認識します。

デフォルトのタグテーブルから新しいタグを作成し、それを workstation_LeftMotorControl と名付けます。データ型として Word を選択し、アドレスに %QW72 を入力してください。