Brake Method ドロップダウンボックスには、モジュールで使用可能なすべてのブレーキ方式がリストになっています。 Normal が オートコンフィギュレーション 完了時のデフォルト設定です。リストから新しい項目を選択すると、新しい設定が選択したノードにダウンロードされます。
ドロップダウンボックスから Brake Method を変更すると、直ちに現在のノードの変更が即座に行われます。 Set All lをクリックすると、メイン画面上部の From Node # / To Node # ボックス内のノード範囲に入力されている全モジュールの左パルスローラに、選択した設定がダウンロードされます。 この例では、 From Node # / To Node # ボックスの値は2 と6です。 Brake Method ドロップダウンで選択を変更すると、ノード2が変更され、それから Set All をクリックすることで、ノード3~12をノード2と同じ設定に変更できます。 |
|
Method |
>Description |
Normal |
制御装置がローターを減速して停止させると、モーターコイルは内部で接続され、ローターの永久磁石の力とギアボックスの機械的慣性により、ローターは所定の位置に保持されます。 これはパルスローラの業界標準の保持ブレーキ方式で、短絡またはシャントと呼ばれています。 Normal はオートコンフィギュレーションによる全てのモジュールゾーンの工場出荷時のデフォルト設定です。 |
Free |
制御装置がローターを減速して停止させると、モーターコイルは内部で非接続にされ、機械式ギアボックスの慣性だけでローターを所定の位置に保持します。 |
Servo Brake 1 |
制御装置がローターを減速して停止させると、処理装置はホールエフェクトセンサーのステータスを記録します。ホールエフェクトセンサーのステータスがローターの位置の変化を示して変化した場合、制御装置はモーターコイル3つのうちの2つに適切な順序で電流を流し、ローターを元の停止位置に戻します。 |
Servo Brake 2 |
制御装置がローターを減速して停止させると、処理装置はホールエフェクトセンサーのステータスを記録し、ホールエフェクトセンサーのステータスがローターの位置の変化を示して変化した場合、制御装置は適切な順序で3つのモーターコイル全てに電流を流し、ローターを元の停止位置に戻します。 |
*ブレーキ方式 を変更し、このモジュールが再度 オートコンフィギュレーション の手順を経た場合、 ブレーキ方式 の設定はデフォルトに設定され ない ことにご注意ください。最後に選択した設定のまま変更されません。
!サーボブレーキ1と2は機能的に同等です。 サーボブレーキ2はより大きな電力を使用し、より大きな保持トルクを供給します。 その結果、サーボブレーキ2はより多くの電力を使うため、用途によっては発熱の可能性があります。サーボブレーキ1で十分な保持トルクが得られる場合は、サーボブレーキ2の代わりに使用されることを推奨します。サーボブレーキ2は、用途上サーボブレーキ1では十分な保持トルクが得られない場合にのみ使用してください。