ポジション識別子

“Settings of the selected node” エリアの中の一番下には、ネットワーク内での選択したモジュールの位置を示す、読み取り専用ボックスがあります。この情報提供により、 サブネット の整合性を確認することができます。表示されるデータは、位置インジケーターまたは フラグ です。可能な値は、 1 -> First, 2 -> Last, and 0 -> unknown です。

サブネット の適切な設定には、以下条件が必要です。

  • 1 -> First 位置 フラグ のモジュールが ひとつだけ
  • 2 -> Last 位置 フラグ のモジュールが ひとつだけ
  • 最初と最後を除く全てのモジュールが 0 -> unknown を示すこと。
1つの サブネット のみを表示するようにフィルタリングされているリストの場合、リストの最初のアイテムは サブネット の .20 モジュールであり、 その位置 フラグ は常に 1 -> First を示す必要があります。こちらの例では、 192.168.26.20ノードを選択し、 その フラグ1 -> First となっています。
サブネット の最後のモジュールは、位置 フラグ の値が 2 -> Last でないといけません。こちらの例では、192.168.26.30のモジュールを選択し、その位置 フラグ2 -> Last であると確認できます。
サブネット 内で最初と最後でないモジュールは、 フラグ の値が 0 -> unknown でないといけません。こちらの例では、192.168.26.24 のモジュールを選択し、その位置 フラグ0 -> unknown と確認できます。

DHCPサーバー

デフォルトでは、各サブネットの最上流モジュール (I.P.アドレス xxx.xxx.xxx.20)が便宜上簡単なDHCPサーバーを有効にするため、PCがネットワークからIPアドレスを受信するように設定されている場合、ConveyLinx サブネットがIPアドレスを発行します。複数のサブネットや、顧客が管理するネットワークインフラ等を持つ大規模システムでは、 このDHCP サーバーがネットワークの機能を妨害する可能性があります。 このDHCPサーバーはネットワークサービスタブで無効にできます。

リストからモジュールをダブルクリックしてから、 Disable DHCP チェックボックスにチェックを入れて、DHCPサーバーを無効にできます。モジュールの変更には、 Set ボタンをクリックします。