RSLogix 5000環境でEDSファイルからデバイスのインスタンスを作成する場合、EDSファイルはデバイスの入力と出力にモジュール定義データタイプを提供します。
このモジュール定義データタイプの名前は、EDSファイル作成ソフトウェアによって自動的に作成され、(とりわけ)ファイル内のアイテムのチェックサムに基づいています。
このため、しばしばやや不可解な英数字の文字列が名前として生成されます。

既存のプログラムを継承して、RSLogix 5000環境にそのプログラムで使用されたEDSファイルが無い場合、どのバージョンのEDSファイルが使用されたかを確認し、Pulseroller.comのWebサイト上で見つける必要があります。
同様に、AOIのバージョンと正しいEDSファイルを一致させる必要が出てくる場合もあります。
以下の表は最も一般的なEDSファイル、AOKファイル、モジュールデータタイプのクロスリファレンスです。

EDSファイル AOIファイル ファームウェア モジュールデータタイプ
ConveyLinx_ZPA_Instance_1.eds ERSC_ZPA_424.L5X 4.24 and older _055C:ERSC_ZPA_84EED4D3:I:0
_055C:ERSC_ZPA_FB496954:O:0
ConveyLinx_PLC_IO_Instance_1.eds ERSC_PLCIO_424.L5X 4.24 and older _055C:ERSC_PLCIO_C92675D8:I:0
_055C:ERSC_PLCIO_7DDD1BFA:O:0
ConveyLinx_V5_4.eds ERSC_ZPA_5_2.L5X 4.25 / 5.02 and newer _055C:ERSC_84EED4D3:I:0
_055C:ERSC_3015BAF1:O:0
ERSC_PLCIO_5_2.L5X 4.25 / 5.02 and newer _055C:ERSC_C92675D8:I:0
_055C:ERSC_7DDD1BFA:O:0
ConveyLinx_V5_6.eds ERSC_ZPA_425_5xx.L5X 4.25 / 5.02 and newer _055C:ERSC_84EED4D3:I:0
_055C:ERSC_3015BAF1:O:0
ERSC_PLCIO_425_5xx.L5X 4.25 / 5.02 and newer _055C:ERSC_C92675D8:I:0
_055C:ERSC_7DDD1BFA:O:0
ConveyLinx_ZPA_Instance.eds ERSC_ZPA_424.L5X 4.24 and older _055C:ERSC_ZPA_84EED4D3:I:0
_055C:ERSC_ZPA_FB496954:O:0
ConveyLinx_PLC_IO_Instance.eds ERSC_PLCIO_424.L5X 4.24 and older _055C:ERSC_PLCIO_C92675D8:I:0
_055C:ERSC_PLCIO_7DDD1BFA:O:0