スレーブ機能 の目的は2つのモーター (左か右) のうち1つをマスターとして選択し、もう一方を反対側のモーターの運転/停止と速度に従わせることです。モーターの1つをマスターとして選択すると、その設定だけがEasyRollにアクセス可能になり、どのような設定 (速度、加速、減速等)を変更しても、スレーブモーターにも適用されます。

Special Services タブから、 単一ゾーンZPA として 自動構成された ノードを選択すると、 スレーブ機能 ドロップダウンボックスが選択可能になります。

スレーブ機能選択

Selection Description
None スレーブ機能は適用されず、ノード機能はシングルゾーンZPAとして自動設定される。ゾーンが起動すると両方のモーターが一緒に作動し、 2つのモーターはEasyRollから独立して設定にアクセス可能になる。
right is slaved to left 左モーターがマスターになり、右モーターがスレーブになる。左モーターの設定だけがEasyRollにアクセス可能で、右モーターは左モーターの設定を全て利用する。
right is in opposite direction 左モーターが作動する時に、右モーターが左モーターと逆方向に作動する場合を除いて、right is slaved to leftと同じ。この機能は デュアルモーター パルスローラに使用される。
left is slaved to right 右モーターがマスターになり、左モーターがスレーブになる。右モーターの設定だけがEasyRollにアクセス可能で、左モーターは右モーターの設定を全て利用する。
left is in opposite direction 右モーターが作動する時に、左モーターが右モーターと逆方向に作動する場合を除いて、left is slaved to rightと同じ。この機能は デュアルモーター パルスローラに使用される。

左から右へ 流れる シングルゾーンZPA モジュールがあるので、 モーターを マスター モーターを スレーブ にします。
スレーブ機能 のドロップダウンから、 left is slaved to right を選択します。
メイン画面 に戻ると、左モーターのパラメータがグレーになってアクセスできなくなっていることがわかります。右モーターで行った変更が、自動的に左モーターに適用されます。