3.6. モジュール内蔵ヒューズ

ConveyLinx は制御電源とパルスローラ電源の両方に単一の外部電源接続を使用しているため、制御電源をパルスローラ電源から保護するために、再設定可能なヒューズが内蔵されています。 全体的な制御電源ヒューズの定格は300mA で、これがCPU、LED、センサーポート等の電源となります。この回路から、センサーポートとコントロールポートのペアはそれぞれ個別の100mAのヒューズを共有します。

ConveyLinx-ERSC Internal Fusing Diagram

!ユーザーは ConveyLinx に接続するセンサとデバイスの種類に注意し、センサ/制御ポートのペアの電流の流れがヒューズ定格を確実に超えないようにしないといけません。
100mAヒューズのいずれかがトリップしても、この状態を直接表示するものはありません。間接的にはいずれかのポート接続時にセンサに電源が供給されているかどうかを確認することはできます。

!300mAヒューズがトリップした場合, ヒューズが自動的にリセットされると、 ConveyLinx は自動で再起動します。ただし ConveyLinx の完全再起動には、手動で電源を入れなおす必要があります。