デフォルトでは、 オートコンフィギュレーション 手順が実行される度にネットワーク上の各ConveyLinxは手順実行前のモードに関係なくZPAモードになります。大規模なシステムの試運転など特定の状況に於いては、ネットワークの追加や変更に伴いオートコンフィギュレーション手順を複数回実行する必要があります。例えば、既に構成済みのネットワークの最初にモジュールを追加する必要があり、またこのネットワークにはPLC I/Oモードのモジュールがいくつかあるとします。オートコンフィギュレーション手順を実行すると、既存のモジュール全てのI.P.アドレスが変更されるだけでなく、これまでPLC I/OモードだったモジュールもZPAモードに戻ります。個別の状態に戻ってそれらのモジュールをPLC I/Oモードに戻さなくてもいいように、 Lock PLC Mode チェックボックスを使用してモジュールをPLC I/Oモードにロックしておけます。これにより、オートコンフィギュレーション手順実行の場合、ネットワーク内の位置(I.P.アドレス)を変更する必要があっても、モジュールはPLC I/Oモードにとどまります。
PLC I/O Mode チェックボックスにチェックを入れると、 Lock PLC Mode チェックボックスが有効になります。“Apply” をクリックしてモジュールをPLC I/Oモードにすると、 オートコンフィギュレーション 手順実行時もZPAモードに戻らないようにロックされます。 |