ConveyStop は ConveyLinx の機能で、全ての ConveyLinx Modules に 停止コマンド 送信するネットワークベースの手段を確立します。 これは動きや出力機能を物理的に停止させ、別の 開始コマンド ネットワーク信号を受信するまで停止状態を維持して、接続されている全てのモジュールを通常の機能に戻すためです。これはConveyLinx 制御システムを相互接続する、内蔵のイーサネットネットワークの利用によって実現します。
ConveyLinxがコンベアの動きに基づいて論理的接続を確立するのと同様に、 ConveyStop を適用すると、モジュール間の 停止グループ 接続が確立され、ストップとスタートのネットワークコマンドによって影響を受けるのは、指定された 停止グループ 内のモジュールだけになります。ConveyStopを使用すると、 停止グループ 内の全てのモジュールがイーサネットで物理的に接続されている限り、任意のシステムをいくつでも必要な数の 停止グループ に分離することができます。
各 停止グループ は独立しており、ある 停止グループ 内で発生した 停止コマンド や 開始コマンド は、同じイーサネットネットワーク上にある別の 停止グループ のConveyLinxには影響しません。実際、同じサブネット内で論理的なコンベアフロー接続を持つConveyLinxは、異なる 停止グループ に属することができます。つまり停止していない 停止グループ にあるConveyLinxが停止している 停止グループ に搬出されると、自動的に検出され搬送物の流れを自動的に抑制します。