この例では、PLCを使用してConveyLinx 制御コンベアの最上流ゾーンの「ウェイクアップ」とトラッキングデータの送信を制御する方法を説明します。

この例では、PLCは モジュールA との接続を確立する必要があります。PLCが搬送物をPLC制御コンベアからパルスローラコンベアの上流ゾーンに搬送する準備ができたら、PLCロジックは以下を実行しないといけません。:

  1. 上流誘導のステータス設定 レジスタに“4”を書き込む。これにより、 モジュールA の上流ゾーンが搬送物受け入れを実行する。
  2. 搬送物が PE-1 を通過したら、トラッキングデータを 誘導トラッキング順方向設定 ワード 1誘導トラッキング順方向設定 ワード 2 に書き込む。
  3. 搬送物が PE-1 を通過したら、 上流誘導のステータス設定 レジスタに”1”を書き込む。 モジュールA がこのレジスタが“1”に変わるのを察知すると、 誘導トラッキング順方向設定 ワード 1誘導トラッキング順方向設定 ワード 2 に書き込まれたトラッキングデータが有効であるということと、搬送物が上流ゾーンのセンサーに到達すると、トラッキングデータが正しく導入されるということを認識する。