一部のPulseroller-Aiモデルは、図のように、ローラー内部に2つのモーターを搭載した仕様があります。

ZPAモード

ダブルモーター仕様MDRを使用する場合、ZPAモードは対応しておりません。

PLC I/Oモード

オートコンフィギュレーション 手順中、すべてのゾーンがZPAモードになり、モーターが作動します。ConveyLinx-Aiシリーズは、反対側のモーターが同じチューブ内に存在していることを認識しておらず、両方のモーターを同じ方向に回転させようとします。その結果、機械的に拘束された状態(メカニカルバインド)が発生する可能性があります。これを防ぐには、反対側のモーターの接続を外してください。自動設定が完了した後、モジュールをPLC I/Oモードに切り替えることで、再びモーターを接続できます。

例:

この例では、右側モーターがマスターで、左側モーターがスレーブです。自動設定を実行し、その後モジュールをPLC I/Oモードに設定してモーターを再接続した後、 左モーター スレーブモード(レジスタ:4:0262) レジスタに値「3」を書き込みます。 この値により、左側モーターが右側モーターのスレーブモードとして動作し、常に右側モーターとは逆方向に回転するようになります。

ConveyLogixプログラム

オートコンフィギュレーションの前にスレーブモーターの接続を外す手順については、PLC I/Oモードの例と同じ手順に従ってください。その後、 MDR2台を機械的に連動している場合 – ConveyLogixプログラム セクションに記載された手順に従ってください。