該当のPLCに有効な ConveyLinx-Aiシリーズ への接続があり、PLCによって書き込まれる出力データに応答する準備ができていると判断した時:
- PLCプログラムは Current Module Reset Counter レジスタの値を、 Set Module Reset Counter レジスタに移動させる必要がある。
- ConveyLinxが Set Module Reset Counter レジスタの値と Current Module Reset Counter レジスタの値が等しいと検知した場合、ConveyLinxはPLCから残りの出力アセンブリレジスタに書き込まれたデータに応答する。
*Current Module Reset Counter レジスタの値が Set Module Reset Counter レジスタの値と 等しくない 場合、入力レジスタの値はConveyLinxによって更新され、PLCプログラムで有効になる点にご注意ください。この状態では、PLCが出力レジスタにデータを書き込んでいても ConveyLinxはそれを無視します。
*電源投入時に特定のZPAゾーンを確実に集積するには、EasyRoll構成ツールソフトウェアを使用して ゾーンを “Accumulate”に設定します。 EasyRollから設定すると、この設定は ConveyLinx-Aiシリーズ のフラッシュメモリ内に保存されるため、電源投入時に搬送物がそのゾーンにあると、そこで最初に集積されます。
EasyRollの集積制御について
*ZPAゾーンがPLCで集積するように命令されて、EasyRollでその ConveyLinx-Aiシリーズ に接続すると、メイン画面の“Accumulate”スイッチアイコンがそのゾーンで集積されていることを視覚的に表示します。この目視できるアイコンはEasyRollからオンにクリックされたのと同じように見えます。
ConveyLinxの電源が切れると、PLCの集積コマンドは保持されない ということにご注意ください。
EasyRollで “Accumulate”スイッチを“ON” に切り替えた場合のみ、ゾーンの集積状態がフラッシュメモリに保存され、電源投入時に使用できます。