Brake Method プルダウンボックスには、ConveyLinxで使用可能なすべての抑速ブレーキ方式がリストになっています。 Normal がオートコンフィギュレーション手順完了時のデフォルト設定です。リストから新しい項目を選択すると、新しい設定が選択したノードにダウンロードされます。
この例では、 Set All をクリックするとメイン画面の上部にある From Node # / To Node # ボックスのノード範囲に入力された全てのConveyLinxの左パルスローラに、選択した設定がダウンロードされます。例えばこれらのボックスに1と6の値があった場合、 Brake Method プルダウンで選択を変更するとノード1が変更され、 Set All をクリックするとノード2~6がノード1と同じ設定に変更できます。 |
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方式 |
説明 |
Normal |
制御装置がローターを減速して停止させると、モーターコイルは内部で接続される。 ローターの永久磁石の力とギアボックスの機械的慣性により、ローターは所定の位置に保持される。 これはパルスローラの業界標準の保持ブレーキ方式で短絡またはシャントと呼ばれる。 Normal はオートコンフィギュレーション手順による全てのモジュールゾーンの工場出荷時のデフォルト設定である。 |
Free |
制御装置がローターを減速して停止させると、モーターコイルは内部で非接続にされ、機械式ギアボックスの慣性だけでローターを所定の位置に保持する。 |
Servo Brake |
制御装置がローターを減速して停止させると、処理装置はホール効果センサーのステータスを記録する。ホールエフェクトセンサーのステータスがローターの位置の変化を示して変化した場合、 制御装置は適切な順序でモーターコイルに電流を注入し、ローターを元の停止位置に戻す。 |
Continuous Torque |
制御装置がローターを減速して停止させると、処理装置はホールエフェクトセンサーのステータスを記録する。ホール効果センサーのステータスがローターの位置の変化を示して変化した場合、制御装置はモーターコイルに電流を注入してトルクを発生させ、ローターを止めようとする。サーボブレーキ機能とは異なり、制御装置はローターを元の位置に戻そうとはしない。 |
!サーボブレーキ機能はモーターのパワーを利用し、モーターが必要とするトルクによっては、熱をもつ可能性のある負荷を保持する可能性があります。
*Continuous Torque ブレーキ方式には EasyRoll バージョン4.21以降が必要です。