RSLogix 5000環境でEDSファイルからデバイスのインスタンスを作成する場合、EDSファイルはデバイスの入力と出力に モジュール定義データタイプ を提供します。この モジュール定義データタイプ の名前は、EDSファイル作成ソフトウェアによって自動的に作成され、(とりわけ)ファイル内のアイテムのチェックサムに基づいています。このため、しばしばやや不可解な英数字の文字列が名前として生成されます。

既存のプログラムを引き継いで、RSLogix 5000環境にそのプログラムで使用されたEDSファイルが無い状況では、どのバージョンのEDSファイルが使用されたかを確認し、Pulseroller.comのWebサイト上で見つける必要があります。同様に、AOIのバージョンと正しいEDSファイルを一致させる必要が出てくる場合もあります。以下の表は最も一般的なEDSファイル、AOIファイル、モジュールデータタイプのクロスリファレンスです。

EDSファイル AOIファイル モジュールデータタイプ
ConveyLinxAi_V5_1.eds Ai2_ZPA_AOI_4_5.L5X _055C:Ai2_84EED4D3:I:0
_055C:Ai2_3015BAF1:O:0
Ai2_PLCIO_AOI_4_5.L5X _055C:Ai2_1F7F96C5:I:0
_055C:Ai2_7DDD1BFA:O:0