レジスタ名/モジュールアドレス PLC用アセンブルアドレス 説明
Accumulation Control for Local Upstream Zone
4:0104
M: 4:1604
E: O.Data [4]
P: Byte 8 (Hi)
   Byte 9 (Lo)
ビット単位の値:
   ビット 00 = ローカルゾーンの集積モードの設定/解除
   ビット 08 = 隣接する上流ゾーンの集積
   ビット 09 = ローカルゾーンの到着確認設定
   ビット 10 = デフォルト方向のジョグゾーン
   ビット 11 = デフォルト方向とは逆方向のジョグゾーン
   ビット 12 = ローカルゾーンの起動
   ビット 13 = メンテナンスモードの有効化
   その他のビットは全て予約済
Accumulation Control for Local Downstream Zone
4:0184
M: 4:1605
E: O.Data [5]
P: Byte 10 (Hi)
   Byte 11 (Lo)

集積制御ビットに関する注意事項

ビット 8 – 隣接上流ゾーンの集積

このビットを設定すると、特定のConveyLinxの次の上流ゾーンで集積されます。この次の上流ゾーンは、特定のConveyLinxまたは隣接する上流ConveyLinxの下流ゾーンのいずれかになります。

ビット 9 – 下流ゾーンの到着確認の設定

デフォルトでは、ZPA動作においてConveyLinxは、搬送物搬出時に下流ゾーンからの確認を必要とします。この確認がないと搬出ゾーンはジャム状態を検出します。このビットは搬送物がコンベアから取り除かれ(手動またはプッシャーや移載機などのPLC制御の外部装置による)、そしてZPA確認ロジックを満たすためにPLCが搬送物の取り除きを「確認する」必要がある場合に使用されます。

ビット 10 & 11 – ジョグ制御

これらのビットは、ゾーン上の搬送物の局所的な移動が必要な場合の特殊アプリケーションのために、PLCがローカルゾーンを走らせるために使用します。例えば、搬送物が直角移載機などのあるローカルゾーンに到着した後、搬送物停止箇所を調整する必要があると判断した場合などです。

ビット 12 – ローカルゾーンの起動

このビットを設定すると、ローカルゾーンは「ウェイクアップ」し、上流の ConveyLinx-Ai Family Modules がステータス値“4”を書き込んだ場合と同じように、搬送物受け入れのために動作します。 この機能はZPAコンベアのメインラインに合流する場合に便利です。

ビット 13 – メンテナンスモードの有効化

このビットを設定すると、ローカルゾーンはメンテナンスモードになります。このモードではゾーンの状態に関わらずモーターは作動しません。このゾーンの上流ゾーンは「ビジー」ステータスを受け取り、このローカルゾーンへの搬送を禁止します。この状態にある間は、SENとモーターのLEDは緑色で点滅します。