4.4. モーターとロジック電源

!本書はユーザーがアプリケーションの搬送条件に基づくパルスローラへの必要印加電流を理解した上で、ユーザー或いは設置者が適用される全ての規格と規範に基づいて、適切なサイズでの24VDC 電源の供給と配線を行うことを前提として、且つ機器のアース接地に関しても適切な方法に従ってなされることを想定しております。
全ての電源装置の「DCコモンまたはマイナスコモン」は、常に接地接続されるべきであり、電源装置のサイズと接地方法が不適切な場合、予期せぬ結果をもたらすことになります。

モーター電源のみの接続

*モーター電源 のみに接続すると、モーター回路とロジック回路の 両方に 電源が共有されます。

モーター電源とロジック電源を個別に接続

*ロジック電源に別の電源接続を供給することで、そのロジックと通信への電源供給とアクティブな状態を維持し、モーター電源を切断してE-Stop状況などで全てのモーターが切断されていることを確認できます。