Logix 5000 MSG 命令を利用してConveyLinx-ECOにアクセスすることも可能です。 MSG 命令は CIP開示的メッセージ を使用します。これはコネクションが暗黙的接続として維持されないことを意味しています。 汎用イーサネットモジュールとEDS 接続は 暗黙的 であるため常に維持される必要があり、そうでなければ通信障害が発生します。 開示的メッセージ ではコネクションを開き、データを読み取り/書き込みしてから閉じるため、PLCの通信リソースが解放されます。
MSG命令使用の場合
MSG 命令はプログラムスキャンに非同期で実行され、暗黙的メッセージのRPI規制を受けないため、データを要求してから受信するまでの応答時間は決定論的ではなく、同じデバイスからの同じデータに対する個別の要求の間で変動することがあります。そのため、 MSG 命令は機器の「リアルタイム」制御専用には使用し ない ことを推奨します。 ConveyLinx-ECOの場合、 MSG 命令は「優先度の低い」ステータス情報の収集や、頻度の低いパラメータ変更の送信を目的としています。これはあくまでも推奨であることにご注意ください。特定のアプリケーションの仕様、PLCの容量、利用可能なネットワーク帯域幅などによっては、ConveyLinx-ECOとのインターフェースに MSG 命令を利用した「リアルタイム」 制御で期待通りの結果が得られる場合もあります。ConveyLinx-ECO 対 MSG命令によるアセンブリアドレス
ConveyLinx-ECOのアドレスはモジュール内の512個の「実際の」 レジスタであり、 アセンブリ は機能に基づいてグループ化された「仮想の」レジスタです。MSG命令でできる事には特定の制限があります。
- MSG命令1つで、1個～最大30個の連続したConveyLinx-ECOレジスタの 読み取り が可能
- MSG命令1つで、 ConveyLinx-ECOレジスタの1つ(1つのみ)への 書き込み が可能
- MSG命令1つで、 使用可能な 入力アセンブリ レジスタ全ての 読み取り が可能
- MSG命令を使用して 出力アセンブリ レジスタ配列に 書き込む ことは *不可能 * 。
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