“Clear Connections” の決定はアプリケーションに基づいて行われます。ConveyLinx-ECOの配列が自動設定されると、その配列にあるConveyLinx-ECOは隣接するConveyLinx-ECOと論理的な上流/下流接続を確立します。 これらの接続はZPA機能のモジュール間ステータスデータの論理的流れの基礎となります。しかし、ZPAで構成されたノード配列内の1つのConveyLinx-ECOのノードをPLC I/Oモードで使用する必要がある場合、これらの論理接続をそのままにしてPLCプログラマーに好都合になるよう使用することができます。
接続を 消去しない場合
接続を消去しないことで、PLC I/OのConveyLinx-ECOはモジュール間のデータ交換を維持します。 PLC I/O モードのConveyLinx-ECOで直角搬送や合流コンベア等の特殊なコンベア部分を制御したいアプリケーションに好都合です。 例えば、PLC I/OモードのConveyLinx-ECOが標準ZPAモードのConveyLinx-ECOによって制御される、またはフィードされる場合、これらのConveyLinx-ECOはPLC I/Oモードで構成されたConveyLinx-ECOのレジスタにそれぞれのステータスデータを書き込みます。同様に、PLCはPLC I/Oモードで構成されたConveyLinx-ECOのゾーンステータスレジスタを操作でき、そのレジスタはPLCが明確に伝達を実行しなくても、既に確立された接続によって隣接するConveyLinx-ECOに自動的に書き込まれます。
接続を 消去する場合
“Clear Connections”オプションを選択すると、ステータスの自動データ転送が禁止されます。つまり接続解除されたPLC I/OモードのConveyLinx-ECOでは、そのステータスレジスタが隣接するConveyLinx-ECOに自動で書き込まれることはありません。接続を消去することは、PLC I/Oとして構成された複数のConveyLinx-ECOを連続して使用する場合に便利です。このような場合、この追加のモジュール間通信は必要がなく、不要な通信帯域幅の使用を増やすだけになるからです。
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