この例ではPLCへのConveyLinx-ECOの接続を1つだけ使用して単純な合流を実行する方法を示します。この例ではPLCは モジュールC への接続のみでよく、この接続によりPLCは モジュールA の状態を監視でき、さらに モジュール C / モジュール B ゾーンを「ウェイクアップ」して合流湾曲部分からの搬送物受け入れも可能にします。

  1. PLCが介在しなくても、搬送物が モジュールA に到達さえすれば、通常のZPA方式で モジュールC/Bモジュール D へ搬送される。
  2. モジュールC (さらに モジュールB) ) が合流湾曲部から搬送物を受け入れる準備ができていることを確認するには、PLCが ローカルステータス上流ゾーン 順方向 レジスタ(下位バイト)を調べて モジュールC のゾーンが空になり停止していることを認識する必要がある。 このレジスタの下位バイトが1に等しい場合は、ゾーンは空で停止している。
  3. PLCが合流湾曲部から搬送物を搬送する必要があるときは、PLCは隣接する上流ゾーンへ集積するために ローカル上流ゾーンの集積制御 レジスタの ビット8を設定する 必要がある。 この例では ビット8を設定する ことで モジュールAの下流ゾーン で到着する全ての搬送物が集積されるようになる。
  4. PLC制御のコンベア 斜め方向から搬送物を搬送する準備ができると、PLCは ローカル上流ゾーンの集積制御 レジスタのビット12を設定して モジュール C ゾーン (モジュール Bモジュール C の延長であるため、モジュールBゾーンも一緒に)をウェイクアップする。
  5. ローカルステータス上流ゾーン 順方向 レジスタの下位バイトが4または5の値に変化するのを確認すると、 PLCは搬送物がモジュールCのゾーンに到達したことを認識し、その後 ローカル上流ゾーンの集積制御 レジスタの ビット12をリセット しないといけない。この値のいずれかが モジュール C に正常に到着したことを示す。
  6. ローカルステータス上流ゾーン 順方向 レジスタの ビット12 がリセットされる と、 PLCは同レジスタの ビット8をリセット して、 モジュールA に通常のZPA機能を継続しても問題ないということを示すことができる。

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