画像をエクスポートする時に使用されるフォーマットを選択できます。各フォーマットにはメリットとデメリットがあり、エクスポートされた画像で使用される圧縮を調整できる設定があります。これらの設定は[バッチ]画面の[出力]セクションにあり、ここにその詳細が説明されています。

JPEG

JPEGはよく使用される8ビットフォーマットで、良好な画像品質を小さなファイルサイズで提供します。アルファチャンネル、透過はサポートしません。画像の品質は視覚的には許容範囲内ですが、JPEGフォーマットは画像を圧縮する際に多くのデータを破棄し、このため編集の可能性は限定されます。

  • 品質: 画像にかけられる圧縮の量を調整します。割合を高くすると画像品質が向上し、低くするとファイルサイズが小さくなります。
  • プログレッシブ: ベースラインまたはプログレッシブJPEGを切り替えます。プログレッシブは一般的にインターネット使用により適しています。プログレッシブが無効化されているとき、一度に一行ずつ画像は上から読み込まれます。これは標準、またはベースラインのJPEGオプションです。プログレッシブを有効化すると画像全体をまず低解像度から一度に読み込み、できるだけ早く完全な解像度で読み込みます。
  • ウェブ用に保存: エクスポートされる画像にインターネット使用に有用な特定のメタデータを追加します。
  • マットカラー: アルファ透過のエリアを塗りつぶすために使用される色を指定します。色見本をクリックしてカラーピッカーを表示し、好きな色を選択します。

TIFF

TIFFは損失なしの編集フォーマットで、8ビットまたは16ビットのカラーをサポートします。

  • ビット深度: エクスポートされる画像の色を8ビットまたは16ビットから選びます。16ビットを選択するとファイルサイズが大きくなりますが、高品質でより多くの色を保存できます。
  • カラープロファイル: エクスポートされる画像に割り当てられるプロファイルを選択します。
    • なし: カラープロファイルは割り当てられません。
    • sRGB: sRGBは最もよく使われるカラープロファイルで、通常はデジタル画像の一般的な表示に使用されます。
    • Adobe RGB (1998): Adobe RGBはもう1つのカラープロファイルであり、sRGBとは色のマッピングが多少異なります。
    • ROMM RGB: 特に写真用に設計されたよく使われる色価範囲プロファイルで、より幅広い色をサポートします。

PNG

PNGは透過をサポートする高品質のフォーマットです。

  • ビット深度: エクスポートされる画像の色を8ビットまたは16ビットから選びます。16ビットを選択するとファイルサイズが大きくなりますが、高品質でより多くの色を保存できます。
  • カラープロファイル: エクスポートされる画像に割り当てられるプロファイルを選択します。
    • なし: カラープロファイルは割り当てられません。
    • sRGB: sRGBは最もよく使われるカラープロファイルで、通常はデジタル画像の一般的な表示に使用されます。
    • Adobe RGB (1998): Adobe RGBはもう1つのカラープロファイルであり、sRGBとは色のマッピングが多少異なります。
    • ROMM RGB: 特に写真用に設計されたよく使われる色価範囲プロファイルで、より幅広い色をサポートします。
  • 透明: このオプションをオンにしてエクスポートされる画像に透過データを埋め込みます。オフにすれば透明なエリアが黒で塗りつぶされ、ファイルサイズが小さくなります。
  • 圧縮: エクスポートされるファイルに使用される圧縮レベルを選択します。それぞれの設定がファイルサイズと速度の異なるバランスを提供します。
    • なし / 最速: ファイルサイズが最大、読み込みと保存が最速。
    • 大きい / 速い: 少し小さめのファイルサイズ、圧縮なしより読み込みと保存が少し遅くなる。
    • 小さい / 遅い: ファイルサイズとパフォーマンス速度のバランスが取れた設定。
    • 最小 / 最低速: ファイルサイズが最小、読み込みと保存が最も低速になる。

EXR

ILMおよびメジャーな視覚効果スタジオの多くに使用される基本フォーマットであるOpenEXRフォーマットにエクスポートします。HDR(高ダイナミックレンジ)カラー情報を保存できるこれは高品質なフォーマットです。EXRフォーマットはキャンバス全体を1つのレイヤーに平坦化してエクスポートします。

HDR

赤、緑、青チャンネルに加え、4番目の指数チャンネルを使用するHDR(高ダイナミックレンジ)フォーマットであるRGBEフォーマットにエクスポートします。

[保存]

現在のフォーマットおよび圧縮設定を、将来的にすぐにアクセスできるようにプリセットとして保存できます。エクスポートプリセットの作成と使用についての詳細はエクスポートプリセット ページに記載されています。

プリセットの作成

  1. 必要なフォーマットを選択し、品質と圧縮の設定を必要に応じて調整します。
  2. 選択してください [保存] (フォーマットメニュー)。
  3. 開いたダイアログで、 [名前] を新しいプリセット向けに入力します。
  4. クリックしてください: [保存] ボタン、プリセットが作成されます。
  5. 新しいプリセットが[フォーマット]メニューにリストされ、使用できるようになります。

プリセットの使用

すべてのユーザー作成プリセットは[フォーマット]メニューにリストされます。メニューからプリセットを選択すると、それに含まれるフォーマットと品質設定が適用されます。

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