MotionLinx とTwinCATの接続/ MotionLinx データオブジェクト /

MotionLinx-Ai 送信PDO


MotionLinx-Ai によって提供される送信PDOは2つあります。 これは MotionLinx-Ai から発信されたデータで、マスターコントローラーへの入力として使用できます。

送信PDO0:モジュールの入力(オブジェクト 0×1A00)

サブインデックス インデックス データタイプ Data詳細
SubIndex 1
All Sensors
Index 0×3000
SubIndex 0
INT ビット単位の値 – 読み取り専用:
   ビット00=左センサーポート – Aux入力
   ビット01=予約済
   ビット02=右センサーポート – Aux入力
   bit ビット03=予約済
   ビット04=左センサーポート – センサー入力
   ビット05=予約済
   ビット06=右センサーポート – センサー入力
   ビット07~14=予約済
   ビット15=ハートビート 2秒オン/2秒オフ
SubIndex 2
Servo State
Left Motor
Index 0×3001
SubIndex 0
SINT ビット0:サーボコマンドステータス
   1=最終サーボ運転コマンド完了
   0=サーボコマンド実行中
ビット01:サーボリセットステータス
   左/右モーターサーボコマンド エコー状態 ビット0
ビット2:サーボコマンドステータス
   左/右モーターサーボコマンド エコー状態 ビット1
SubIndex 3
Servo State
Right Motor
Index 0×3006
SubIndex 0
SubIndex 4
Servo Position
Left Motor
Index 0×3002
SubIndex 0
INT 左/右モーターの「0」位置に対する現在位置を示す符号付き整数値
   • パルスローラの場合はmm単位
   • PGDの場合はモーターパルスの値
SubIndex 5
Servo Position
Right Motor
Index 0×3003
SubIndex 0

送信PDO1 – モジュール診断(オブジェクト 0×1A01)

サブインデックス インデックス データタイプ Data詳細
SubIndex 1
Module Diagnostic
Left Motor
Index 0×3004
SubIndex 0
INT ビット単位の値 – 読み取り専用
   ビット00=モーターステータス*
   ビット01=モーターステータス*
   ビット02=デジタルモードのポート
   ビット03=予約済
   ビット04=予約済
   ビット05=ボード過熱
   ビット06=過電圧
   ビット07=低電圧


   ビット08=オーバーヒート
   ビット09=最大トルク
   ビット10=短絡
   ビット11=モーター未接続
   ビット12=過負荷
   ビット13=モーター停止
   ビット14=ホールセンサー
       エラー
   ビット15=モーター未使用
SubIndex 2
Module Diagnostic
Right Motor
Index 0×3005
SubIndex 0
SubIndex 3
System Diagnostic
Index 0×3013 Byte ビット単位の値 – 読み取り専用
   ビット00=ロジック電圧が14V以下
   ビット01=左モーター設定速度が、付属モーターの最大許容速度以上
   ビット02=左モーター設定速度が、付属モーターの最小許容速度以下
   ビット03=右モーター設定速度が、付属モーターの最大許容速度以上
   ビット04=右モーター設定速度が、付属モーターの最小許容速度以下
   ビット05=予約済
   ビット06=予約済
   ビット07=予約済

モーターステータスビット

ビット0と1 は組み合わせて使用され、モーターを4つの可能な状態にします。以下の表はこれらの状態のビット値を定義したものです。

ビット 1 ビット 0 詳細
 OFF   OFF  モーターが作動していない、標準ブレーキまたはサーボブレーキがかかっている。
 OFF   ON  モーターが反時計回りに作動中。
 ON   OFF  モーターが時計回りに作動中。
 ON   ON  モーターが作動しておらず、ブレーキもかかっていない。(自由に回転する)