プリセットを使用すると、VEGAS Effectsのワークフローを大幅に高速化できます。プリセットは、3Dエフェクト向けおよび2Dエフェクトとの組み合わせ向けに作成できます。

プリセットには選択した設定が保存されるため、プロジェクト内の別の場所や、まったく別のプロジェクトの中の任意の場所にすばやく設定を再現することができます。

プリセットの使用

プリセットは、エフェクトパネル内の複数のフォルダーに整理されています。

3Dプリセット

デフォルトの3Dエフェクトプリセットはすべて、 3Dエフェクト フォルダにあります。

タイムラインにドラッグすると、3Dプリセットから新しい3Dエフェクトレイヤーが作成されます。プリセットの設定に従って、レイヤーが自動的に設定されます。

2Dプリセット

2Dエフェクトプリセットは、レイヤーまたはクリップにドラッグする必要があります。複数の2Dエフェクトに対する設定を保存できるため、特定の組み合わせをすばやく再現できます。これは、動画の全体構成が異なる場合に特に役立ちます。

プリセットの管理

プリセットは、簡単にアクセスでできるようにフォルダに分けることができます。

新しいフォルダーを作成するには、エフェクトパネルの下部にある 新規フォルダ ボタンをクリックします。

プリセットを インポート および エクスポート する場合は、エフェクトウィンドウで右クリックし、該当するメニューオプションを使用します。

エフェクトパネル内のフォルダ間でプリセットをドラッグすれば、分類方法を変更できます。

フォルダとプリセット削除する場合は、選択して*削除*ボタンをクリックします。

プリセットの作成

独自のプリセットを作成できます。プリセットの作成時には、保存先のフォルダを選択するように求められます。フォルダの作成については上記を参照してください。

3Dプリセット

新しい3Dプリセットを作成するには、タイムライン上のレイヤーリストにある3Dエフェクトを右クリックし、 3Dプリセットの作成 を選択します。

その後、新しいプリセットの名前を選択し、保存先のフォルダを指定します。

レイヤープロパティを含む オプションには、変換、マテリアル、またはクリップウィンドウのキーフレームや値、更にレイヤーの幅、高さ、大きさも含まれます。これは、同じプロジェクト内で全く同じエフェクトを再現する場合に役立ちます。

2Dプリセット

2Dエフェクトプリセットを作成するには、最初にプリセットに保存するエフェクトを選択する必要があります。

タイムラインでエフェクトを選択するには、ShiftキーまたはCtrlキーを押しながら必要なエフェクトをクリックします。

エフェクトを選択したら、右クリックして *プリセットの作成*を選択します。

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