VEGAS Effectsでは、エクスポート時に使用される設定をすべてコントロールできます。エクスポートにはさまざまなフォーマットがあり、それぞれが特定の目的や用途向けに最適化されています。各フォーマットには、そのフォーマットを使用するプリセットに独自のオプションも含まれています。

MP4オプション

MP4フォーマットでは、配信用の最終コンテンツの作成に最適なH.264コーデックを採用しています。非常に小さいサイズで高品質なビデオを作成するため、インターネットにアップロードするのに適したビデオの作成に適しています。MP4フォーマットは、最終配信フォーマットとして設計されています。

一般的なオプション

  • 名前: プリセットの名前を入力します。エクスポート画面のプリセットパネルに表示される名前になります。
  • フォーマット: プリセットで使用されるフォーマットです。このオプションは、プリセットが作成される前の時点でパネル下部にある「新規」メニューから選択されたもので、ここで編集することはできません。
  • コメント: プリセットにコメントを追加して、圧縮の詳細やプリセットを使用するタイミング、あるいはその他の情報をリマインダーすることができます。

ビデオ

  • コーデック: MP4のエクスポートではH.264コーデックを使用する必要があり、この設定を編集することはできません。
  • 幅 / 高さ: タイムラインがエクスポートされるサイズを設定します。デフォルトでは、選択したタイムラインのサイズに設定されます。「ソースから」の下にあるボックスにティックを入れて、プリセットにエクスポートされるタイムラインのサイズを自動的に使用することもできます。
  • スケールモード: このメニューで、エクスポートされたフレームにタイムラインをどのように収めるかをコントロールできます。
  1. 「アスペクト比を維持」がデフォルトであり、エクスポート解像度がタイムラインとは異なるアスペクト比を使用している場合にフレームが歪曲するのを防ぎます。
  2. 「中央揃え」は、スケーリングせずに、ソースタイムラインをエクスポート解像度の中央に配置します。ソースがエクスポート解像度よりも大きい場合、収まるようにトリミングされます。ソースがエクスポート解像度よりも小さい場合、黒色の縁が追加されます。
  3. 「アスペクト比を無視」は、エクスポート解像度のサイズと形状に合わせるためにソースタイムラインをワープします。
  4. 「拡張時にアスペクト比を維持」を選択すると、エクスポートの解像度をうめるために、必要に応じてソースタイムラインのスケールが大きくなり、ソースタイムラインの一部がトリミングされる場合があります。
  • フレームレート: これは「ソースから」のデフォルトであることから、エクスポートしているタイムラインのフレームレートが使用されるため、通常はそのままにしておく必要があります。「ソースから」オプションの選択を外して、フレームレートを手動で選択することもできますが、フレームレートを変更すると、エクスポートしたファイルのビデオを再生する際の速度に影響するので注意が必要です。
  • アスペクト比: エクスポートされたファイル内の個々のピクセルのアスペクト比を設定します。最近のHDフォーマットでは、ほぼ常に正方形のピクセルが使用されますが、非正方形のピクセルを使用してエクスポートする場合は、ここでアスペクト比を設定できます。
  • プロフィール: プロフィールは、エクスポートされたファイルの特定の機能セットを定義します。ベースラインがファイルサイズを最小限に抑えます。「メイン」は放送テレビの標準であり、通常は標準解像度のコンテンツに最適です。「高」は、HDテレビとBlu-rayの放送標準であり、高品質のデジタルストレージにも使用されます。
  • レベル: レベルは、選択したプロフィール内の特定の制約セットを定義します。これらの制約は、解像度やフレームレート、最大ビットレートに対する制限の可能性があります。レベルを上げると、利用可能な解像度、ビットレート、フレームレートオプションも増えます。
  • エンコーディング: 可変または定数のビットレートエンコーディングを選択できます。ビットレートは、ファイルのデコードされたデータが処理されるレートを指します。ほとんどの場合、可変ビットレートが優先されます。可変ビットレートでは、ファイルのより複雑なフレームでより高いビットレートを使用することができ、追加データが必要とならないそれほど複雑ではないエリアでは、より低いビットレートを使用できます。定数ビットレートは、複雑さに関係なくすべてのフレームに同じビットレートを使用するため、コンテンツのストリーミングには役立ちますが、エクスポートされたファイルのより複雑なエリアでは品質が低下する傾向にあります。
  • ターゲットビットレート: 可変ビットレートエンコーディングを使用する際、ソフトウェアはこのレートをファイル全体の平均ビットレートにしようと試みます。通常は、ターゲットビットレートを上げると、エクスポートされるファイルの品質も向上します。
  • 最大ビットレート: 可変ビットレートエンコーディングを使用する場合、このレートがタイムラインの複雑な部分に使用される最高のビットレートとして設定されます。通常は、最大ビットレートをターゲットよりも約50%高く設定することで最高の結果が得られます。
  • ビットレート: 定数ビットレートエンコーディングを使用する場合、使用される定数ビットレートを定義するためのビットレートスライダーが1つのみ表示されます。

オーディオ

  • コーデック: MP4のエクスポートではAACオーディオ形式を使用する必要があり、この設定を編集することはできません。
  • チャンネル: VEGAS Effectsのエクスポートでは、2つのチャンネル(左と右)に保存されるステレオオーディオをエクスポートします。
  • サンプルレート: エクスポートされたオーディオで使用されるサンプルレートを設定します。デフォルトでは、VEGAS Effectsはエクスポートされるタイムラインと同じサンプルレートを使用します。しかしながら、変更する場合は、「ソースから」オプションの選択を外して、メニューから別のサンプルレートを選択することができます。サンプルレートとは、オーディオの1秒あたりのオーディオサンプル数を指しており、ビデオ信号のフレームレートと類似しています。サンプルレートを高くしても、必ずしもオーディオ品質が近くできるほど向上するわけではありませんが、シグナルに聞き取れる損傷を与えることなく、より広範な編集を行うことができます。CDオーディオは44.1 KHzを使用しますが、デジタルビデオは通常48 KHzを使用します。
  • ビットレート: オーディオビットレートは、ファイルサイズとオーディオ品質のバランスを保ちます。ビットレートを高くすると、ファイルサイズは大きくなりますが忠実度が高くなります。192 kbpsは典型的な高品質設定であり、最大限の忠実度を得るために、プロ向けのAACオーディオファイルでは256 kbpsがよく使用されます。AACフォーマットでは、256 kbpsを超えても知覚できるほどの品質向上は得られない可能性がありますが、効率の低い圧縮方法を採用している他のオーディオフォーマットでは、ビットレート値が高くなるメリットがある可能性があります。

画像シーケンスオプション

画像シーケンスには、一度に1つのフレームをエクスポートするという利点があります。この場合、突然停電が発生した時でも最後にレンダリングされたフレームからエクスポートを再開するだけでよいため時間を節約できます(ほとんどのビデオフォーマットでは、最初からエクスポートをもう一度開始する必要があります)。PNG、JPG、BMP、OpenEXRなどの一般的な画像タイプが複数提供されています。

画像シーケンスにオーディオを含めることはできません。

一般的なオプション

  • 名前: プリセットの名前を入力します。エクスポート画面のプリセットパネルに表示される名前になります。
  • フォーマット: プリセットで使用されるフォーマットです。このオプションは、プリセットが作成される前の時点でパネル下部にある「新規」メニューから選択されたもので、ここで編集することはできません。
  • コメント: プリセットにコメントを追加して、圧縮の詳細やプリセットを使用するタイミング、あるいはその他の情報をリマインダーすることができます。

ビデオ

  • フォーマット: エクスポートされたシーケンスで使用する画像フォーマットを選択します。PNGとBMPは高品質の画像を提供しますが、ファイルサイズが大きくなります。JPGイメージは圧縮に優れており、許容できる画像品質を維持しながら、非常に小さいファイルになります。OpenEXRは、リアルタイムの再生フォーマットとしては意図されていません。ロスレスの高品質交換フォーマットとして特別に設計されています。OpenEXRは、異なるソフトウェア間でビデオを転送する際に最適です。VEGAS Effects 4 Proの16ビットまたは32ビットレンダーパイプラインと組み合わせると、ファイルサイズは大きくなる可能性がありますが、OpenEXRは品質を最大限維持するのに最適なオプションとなります。
  • プレフィックス: シーケンス内の各画像の名前に使用されるプレフィックスを入力できます。デフォルトでは、プレフィックスは「image」に設定されていますが、任意のテキストを入力することができます。
  1. 例: エクスポートされた画像のファイル名は、プレフィックスと画像番号を組み合わせたものになります。ここにある例は、画像名がどんなものになるのかを示したものです。
  • サイズ: デフォルトでは、サイズは[ソースから]の値に設定されるため、エクスポートされるタイムラインのサイズが使用されます。これを上書きして、常に固定のサイズにエクスポートするプリセットを作成する場合は、「ソースから」オプションを無効にし、タイムラインがエクスポートされる特定のサイズを設定できます。
  • スケールモード: このメニューで、エクスポートされたフレームにタイムラインをどのように収めるかをコントロールできます。
  1. アスペクト比を維持 がデフォルトであり、エクスポート解像度がタイムラインとは異なるアスペクト比を使用している場合にフレームが歪曲するのを防ぎます。
  2. 中央揃え は、スケーリングせずに、ソースタイムラインをエクスポート解像度の中央に配置します。ソースがエクスポート解像度よりも大きい場合、収まるようにトリミングされます。ソースがエクスポート解像度よりも小さい場合、黒色の縁が追加されます。
  3. アスペクト比を無視 は、エクスポート解像度のサイズと形状に合わせるためにソースタイムラインをワープします。
  4. 拡張時にアスペクト比を維持 を選択すると、エクスポートの解像度をうめるために、必要に応じてソースタイムラインのスケールが大きくなり、ソースタイムラインの一部がトリミングされる場合があります。
  • チャンネル: PNGやOpenEXRなどのアルファチャンネルをサポートするフォーマットにエクスポートする場合、このオプションを使用することで、エクスポートに含めるチャンネルを選択できます。
  1. RGB カラーデータのみをエクスポートします。
  2. RGBA エクスポートされるタイムラインに含まれる透明度データを保存するため、カラーデータだけでなくアルファチャンネルも含まれます。JPGまたはBMPフォーマットにエクスポートする場合、これらのフォーマットはアルファチャンネルをサポートしていないため、アルファチャンネルオプションは使用できません。
  • 圧縮: 選択した場合 PNGフォーマット を選択した場合、このスライダーで画像に適用される圧縮量を調整できます。PNGファイルは常にロスレスであるため、使用される圧縮レベルに関係なく品質は同じです。しかしながら、ロスレスファイルをより小さなファイルサイズに圧縮するには、より多くの処理をする必要があるため処理は遅くなります。値を小さくすると作成されるファイルは大きくなりますが、非常に高速で処理されます。値を大きくするとファイルサイズは小さくなりますが、処理に時間がかかります。デフォルト値の20は、ファイルサイズとエクスポートにかかる時間のバランスが取れた値です。*ソースを使用* チェックボックスは、ソースファイルに基づいて、各画像に最も適した圧縮値を見つけようと試みます。これはスペースの節約には役立ちますが、エクスポートにかかる時間には悪影響を及ぼします。 OpenEXRフォーマット を選択すると、さまざまな圧縮オプションがリスト表示されます。
  1. 未圧縮: 圧縮しません。
  2. PLZ (ロスレス): これはデフォルトのコンプレッサーオプションです。ウェーブレット変換がピクセルデータに適用され、結果がハフマン符号化されます。このスキームは、通常Industrial Light & Magicで処理される画像のタイプに最も適した圧縮率を提供する傾向があります。ファイルはほぼ同じ速度で圧縮および解凍されます。フィルム粒子のある写真画像の場合、ファイルは非圧縮サイズの35〜55%にまで縮小されます。
  3. RLE (ロスレス): 水平方向に隣接するピクセルの差異は、ランレングスエンコード化されます。この方法は高速であり、フラットエリアが広い画像に適していますが、写真画像の場合、圧縮されるファイルサイズは通常、非圧縮サイズの60〜75パーセントになります。
  4. ZIP (ロスレス): 水平方向に隣接するピクセル間の差異は、DEFLATE圧縮アルゴリズムを使用して圧縮されます。16行のピクセルが蓄積され、1つのブロックとして一括圧縮されます。ZIP解凍はPIZ解凍よりも高速ですが、ZIP圧縮は大幅に時間がかかります。写真画像は、非圧縮サイズの45〜55パーセントに縮小する傾向があります。
  5. ZIPS (ロスレス): ZIP圧縮と同じですが、一度に1つのスキャン行(列)を実行します。
  6. PXR24 (ロッシー): RGBピクセルデータはルミナンスとクロマに変換され、水平方向に隣接するピクセル間の差異がZIPコンプレッサーと場合と同様に圧縮されます。
  7. B44 (ロッシー): RGBピクセルデータは、ルミナンスとクロマに変換され、4×4ピクセルのブロックに分割されます。その後、各ブロックはより小さなサイズに圧縮されます。圧縮されたB44 EXRファイルのサイズは、非圧縮画像の約25パーセントとなりますが、これはピクセルのデータではなく画像のピクセル数によって決まります。同じ解像度と同じチャンネルセットを持つ画像はすべて同じサイズになります。
  8. B44A (ロッシー): B44と同様ですが、すべてのピクセルが同じ値を持っている4×4ピクセルのブロックが更に圧縮されます。均一エリアが広い画像の場合、B44Aの方がB44圧縮よりも小さなファイルを生成します。
  • 品質: JPGフォーマットを選択した場合、このオプションが利用できます。デフォルトでは、 ソースから に設定されていますが、使用する品質レベルをカスタマイズする場合は、「ソースから」オプションの選択を外して、品質レベルを手動で指定することができます。値が大きいほど画像品質がよくなりますが、ファイルサイズも大きくなります。
  • カラービット深度: デフォルトでは ソースから に設定されており、プロジェクト設定で選択したビット深度が使用されます。プロジェクト設定を上書きして、プリセットが常に固定のビット深度にエクスポートされるようにする場合は、「ソースから」オプションの選択を外して、手動で 16ビット浮動小数点 または 32ビット浮動小数点 カラー深度のいずれかを選択できます。

MOV オプション

.movエクスポートのオプションは、MacまたはPCのどちらを使用しているかによって異なります。MacでVEGAS Effectsを使用している場合、H.264からProRes 4444までのさまざまな圧縮オプションを提供する複数のコーデックを備えたAppleのQuicktimeフォーマットにアクセスできます。ProResオプションは、さらなる編集に適している高品質ファイルを作成する場合に特に役立ちます。Windowsでは、Cineformコーデックを使用してMOVにエクスポートすることで、VEGAS Effects以外でさらに編集することができる高品質の圧縮ファイルを作成できます。

一般的なオプション

  • 名前: プリセットの名前を入力します。エクスポート画面のプリセットパネルに表示される名前になります。
  • フォーマット: プリセットで使用されるフォーマットです。このオプションは、プリセットが作成される前の時点でパネル下部にある「新規」メニューから選択されたもので、ここで編集することはできません。
  • コメント: プリセットにコメントを追加して、圧縮の詳細やプリセットを使用するタイミング、あるいはその他の情報をリマインダーすることができます。

ビデオ

  • コーデック: エクスポートに使用するコーデックを選択します。コーデックの選択は、MacまたはWindowsマシンのどちらを実行しているかによって異なります。
  1. Macコーデック: ProRes コーデックはさまざまな高品質オプションを提供するため、プロのエディターの間で人気があります。 AVC/H.264 はファイルサイズが小さくなくてはならない場合に適しています。 JPEG写真 .movコンテナ内に、ビデオの各フレームをJPEG画像として保存する高品質のフォーマットです。エクスポート後に個々の画像ファイルにアクセスする場合は、画像シーケンスのエクスポートオプションを使用する必要があります。
  2. Windowsコーデック: CineForm コーデックは、高品質で高パフォーマンスなファイルを提供します。更なる編集をするのに適したファイルを作成する場合に良い選択となります。
  • 幅 / 高さ: デフォルトでは、VEGAS Effectsはエクスポートされるタイムラインと同じサンプルレートを使用します。 これを上書きして、常に固定のサイズにエクスポートするプリセットを作成する場合は、「ソースから」オプションを無効にし、タイムラインがエクスポートされる特定のサイズを設定できます。
  • スケールモード: このメニューで、エクスポートされたフレームにタイムラインをどのように収めるかをコントロールできます。
  1. アスペクト比を維持 がデフォルトであり、エクスポート解像度がタイムラインとは異なるアスペクト比を使用している場合にフレームが歪曲するのを防ぎます。
  2. 中央揃え は、スケーリングせずに、ソースタイムラインをエクスポート解像度の中央に配置します。ソースがエクスポート解像度よりも大きい場合、収まるようにトリミングされます。ソースがエクスポート解像度よりも小さい場合、黒色の縁が追加されます。
  3. アスペクト比を無視 は、エクスポート解像度のサイズと形状に合わせるためにソースタイムラインをワープします。
  4. 拡張時にアスペクト比を維持 を選択すると、エクスポートの解像度をうめるために、必要に応じてソースタイムラインのスケールが大きくなり、ソースタイムラインの一部がトリミングされる場合があります。
  • フレームレート: これは「ソースから」のデフォルトであることから、エクスポートしているタイムラインのフレームレートが使用されるため、通常はそのままにしておく必要があります。「ソースから」オプションの選択を外して、フレームレートを手動で選択することもできますが、フレームレートを変更すると、エクスポートしたファイルのビデオを再生する際の速度に影響するので注意が必要です。
  • チャンネル: ProRes 444などのアルファチャンネルをサポートするフォーマットにエクスポートする場合、このオプションを使用することで、エクスポートに含めるチャンネルを選択できます。 RGB カラーデータのみをエクスポートします。 RGBA エクスポートされるタイムラインに含まれる透明度データを保存するため、カラーデータだけでなくアルファチャンネルも含まれます。
  • ビットレート: AVC/H.264コーデックを選択した場合、このオプションが利用できます。ビットレートは、ファイルのデコードされたデータが処理されるレートを指します。ビットレートの設定が高いほどファイルの品質も高くなります。
  • キーフレーム間隔: AVC/H.264コーデックを選択した場合、このオプションが利用できます。キーフレーム間隔は、マテリアルをエンコードするときにキーフレームが保存される頻度をコントロールします。値を大きくするとファイルのサイズは小さくなりますが、画像品質とパフォーマンスが劣ります。値を小さくするとパフォーマンスと画像品質は向上しますが、ファイルサイズが大きくなります。
  • 品質: 写真JPEGコーデックを選択した場合、このオプションが利用できます。ビデオの各フレームのエンコードに使用されるJPEG圧縮の品質をコントロールします。値が大きいほど画像品質がよくなりますが、ファイルサイズも大きくなります。

オーディオ

  • コーデック: エクスポートされるファイルで使用するオーディオコーデックを選択します。 AAC 最終再生用にデザインされた高品質な圧縮フォーマットです。 Apple ロスレス および 非圧縮PCM オーディオ編集に役立つ完全品質フォーマットです。
  • チャンネル: VEGAS Effectsのエクスポートでは、2つのチャンネル(左と右)に保存されるステレオオーディオをエクスポートします。
  • サンプルレート: エクスポートされたオーディオで使用されるサンプルレートを設定します。デフォルトでは、VEGAS Effectsはエクスポートされるタイムラインと同じサンプルレートを使用します。しかしながら、変更する場合は、「ソースから」オプションの選択を外して、メニューから別のサンプルレートを選択することができます。サンプルレートとは、オーディオの1秒あたりのオーディオサンプル数を指しており、ビデオ信号のフレームレートと類似しています。サンプルレートを高くしても、必ずしもオーディオ品質が近くできるほど向上するわけではありませんが、シグナルに聞き取れる損傷を与えることなく、より広範な編集を行うことができます。CDオーディオは44.1 KHzを使用しますが、デジタルビデオは通常48 KHzを使用します。
  • ビットレート: オーディオビットレートは、ファイルサイズとオーディオ品質のバランスを保ちます。ビットレートを高くすると、ファイルサイズは大きくなりますが忠実度が高くなります。192 kbpsは典型的な高品質設定であり、最大限の忠実度を得るために、プロ向けのAACオーディオファイルでは256 kbpsがよく使用されます。AACフォーマットでは、256 kbpsを超えても知覚できるほどの品質向上は得られない可能性がありますが、効率の低い圧縮方法を採用している他のオーディオフォーマットでは、ビットレート値が高くなるメリットがある可能性があります。

AVIオプション [Windows のみ]

Windowsでは、CineFormコーデックにエクスポートして、更なる編集に適した高品質の中間ファイルを作成できます。非圧縮AVIまたは旧DVコーデックにエクスポートすることもできます。

一般的なオプション

  • 名前: プリセットの名前を入力します。エクスポート画面のプリセットパネルに表示される名前になります。
  • フォーマット: プリセットで使用されるフォーマットです。このオプションは、プリセットが作成される前の時点でパネル下部にある「新規」メニューから選択されたもので、ここで編集することはできません。
  • コメント: プリセットにコメントを追加して、圧縮の詳細やプリセットを使用するタイミング、あるいはその他の情報をリマインダーすることができます。

ビデオ

  • コーデック: エクスポートに使用するコーデックを選択します。 CineForm 高品質で高パフォーマンスなファイルを提供します。更なる編集をするのに適したファイルを作成する場合に良い選択となります。 未圧縮 最大限の品質が得られますが、非常に大きいファイルサイズになります。 DV NTSC および DV PAL 下位互換性のために提供されている旧式の標準定義フォーマットです。NTSCはアメリカのSDビデオ標準であり、PALはヨーロッパのSDビデオ標準です。
  • サイズ: タイムラインがエクスポートされるサイズを設定します。デフォルトでは、選択したタイムラインのサイズに設定されます。「ソースから」の下にあるボックスにティックを入れて、プリセットにエクスポートされるタイムラインのサイズを自動的に使用することもできます。
  • スケールモード: このメニューで、エクスポートされたフレームにタイムラインをどのように収めるかをコントロールできます。
  1. アスペクト比を維持 がデフォルトであり、エクスポート解像度がタイムラインとは異なるアスペクト比を使用している場合にフレームが歪曲するのを防ぎます。
  2. 中央揃え は、スケーリングせずに、ソースタイムラインをエクスポート解像度の中央に配置します。ソースがエクスポート解像度よりも大きい場合、収まるようにトリミングされます。ソースがエクスポート解像度よりも小さい場合、黒色の縁が追加されます。
  3. アスペクト比を無視 は、エクスポート解像度のサイズと形状に合わせるためにソースタイムラインをワープします。
  4. 拡張時にアスペクト比を維持 を選択すると、エクスポートの解像度をうめるために、必要に応じてソースタイムラインのスケールが大きくなり、ソースタイムラインの一部がトリミングされる場合があります。
  • フレームレート: This defaults to *ソースから*のデフォルトであることから、エクスポートしているタイムラインのフレームレートが使用されるため、通常はそのままにしておく必要があります。「ソースから」オプションの選択を外して、フレームレートを手動で選択することもできますが、フレームレートを変更すると、エクスポートしたファイルのビデオを再生する際の速度に影響するので注意が必要です。
  • チャンネル: CineFormや未圧縮などのアルファチャンネルをサポートするフォーマットにエクスポートする場合、このオプションを使用することで、エクスポートに含めるチャンネルを選択できます。 RGB カラーデータのみをエクスポートします。 RGBA エクスポートされるタイムラインに含まれる透明度データを保存するため、カラーデータだけでなくアルファチャンネルも含まれます。
  • 品質: CineForm コーデックを選択すると、5つの異なる品質設定が利用可能になります。ほとんどのプロレベルのプロジェクトでは、 フィルムスキャン 1 または が最適なオプションです。これらのオプションは、受け継ぎ、後工程、レンダリングタスクに適しています。 フィルムスキャン 2 は最も高い品質を提供しますが、ほとんどのプロジェクトでは過剰です。しかしながら、極端な後工程処理を必要とするファイルをエクスポートする必要がある場合には便利です。 ファイルサイズがより小さい、後工程処理を少しだけする場合に適したファイルを作成します。 ファイルのサイズが小さいことが重要で、後工程処理が必要ない場合に使用します。
  • フォーマット: Cineformでは、 10ビット YUV カラー、または 12ビット RGB カラーを使用してエクスポートできます。

オーディオ

  • コーデック: PCM コーデックは、AVIファイルのオーディオに使用します。
  • チャンネル: VEGAS Effectsのエクスポートでは、2つのチャンネル(左と右)に保存されるステレオオーディオをエクスポートします。
  • サンプルレート: エクスポートされたオーディオで使用されるサンプルレートを設定します。デフォルトでは、VEGAS Effectsはエクスポートされるタイムラインと同じサンプルレートを使用します。しかしながら、変更する場合は、「ソースから」オプションの選択を外して、メニューから別のサンプルレートを選択することができます。サンプルレートとは、オーディオの1秒あたりのオーディオサンプル数を指しており、ビデオ信号のフレームレートと類似しています。サンプルレートを高くしても、必ずしもオーディオ品質が近くできるほど向上するわけではありませんが、シグナルに聞き取れる損傷を与えることなく、より広範な編集を行うことができます。CDオーディオは44.1 KHzを使用しますが、デジタルビデオは通常48 KHzを使用します。

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