これらのスイッチはモーターの始動時と停止時にコントローラーが使用する加速 G力減速G力 をそれぞれ選択するために使用します。 EQUBE Module の加減速制御はSPEED DIPスイッチの設定速度に関係なく、 一定のG力またはランプ勾配 になるように設計されています。

以下の表は G力ランプ の加速/減速DIPスイッチ設定が可能な16 項目と、モーター速度を 最大 に設定した場合Speed DIP Switch chart) の設定項目32)に全速(加速時)または停止(減速時)に達するまでの予想ランプ 時間 を表示しています。

Accel/Decel Times when SPEED setting is 100% maximum
SW 7 SW 8 SW 9 SW 10 Accel/Decel
Time (sec)
OFF OFF OFF OFF 0.050
OFF OFF OFF ON 0.100
OFF OFF ON OFF 0.200
OFF OFF ON ON 0.300
OFF ON OFF OFF 0.400
OFF ON OFF ON 0.500
OFF ON ON OFF 0.600
OFF ON ON ON 0.700
ON OFF OFF OFF 0.800
ON OFF OFF ON 1.000
ON OFF ON OFF 1.200
ON OFF ON ON 1.400
ON ON OFF OFF 1.600
ON ON OFF ON 1.800
ON ON ON OFF 2.000
ON ON ON ON 2.500

グラフを用いた例

モーターは2つあり、その回転速度はモーター#1 は最高回転数100%に、モーター#2 は50% に設定されています。加速/減速DIPスイッチ4~1を ON、ON、ON、OFFに設定すると、速度が最大100%に設定されている場合、 加速時間は2.000秒、減速時間は2.00秒になることがこのチャートから分かります。加速/減速ランプは同じなので速度が最大値の50%であれば、加速時間と減速時間は最大値の1/2、つまりそれぞれ1.000 秒になります。この例では、両方のモーターを同時に始動させて6秒間運転した後、両方同時に停止させます。これを表すと次のグラフになります。