GUIサーバーのポートの変更

デフォルトでは、GUIサーバーはTCPポート5110でクライアント接続をリッスンします。必要であれば（同じポートをリッスンしている別のプロセスによって競合が発生した場合など）、このポート番号を変更することができます。

ポート番号を変更する手順は以下の通りです。

1. 設定を変更するには、LifeKeeperがインストールされているサーバー上で、下記ファイルをテキストエディタで開きます。

# vi /etc/default/LifeKeeper

ファイル内に以下の項目を追加します（または既に項目が存在する場合は変更します）。

WEBUI_PORT=<GUIサーバーのTCPポート番号>

ここで、 <GUIサーバーのTCPポート番号 > は、1～65535の範囲で、まだ使用されていない有効なTCPポートにします。例として、[GUIサーバー]のポート番号をTCP8000番に設定する場合は、以下のエントリを追加します。

WEBUI_PORT=8000

*クラスター上の全てのサーバーで上記の値を変更する必要があります。

2. 変更された設定は、[GUIサーバー]のサービスの再起動後から適用されます。
   サービスの再起動は、以下のコマンドで実行します。

# systemctl restart lifekeeper-wmc