本節は、パブリックサブネットに位置する踏み台サーバーを経由してSSHポート転送を使用し、クラウド環境のプライベートサブネットに位置するホスト上で実行されている[GUIサーバー]へのクライアントアクセスを許可する方法を説明します。
前提
- LifeKeeperがインストールされたノードがクラウド環境のプライベートネットワーク(サブネットがパブリックIPを持たず、インターネットから直接アクセス出来ない環境などを指します)に存在すること。
- クライアントPCから踏み台サーバーにSSH接続が可能であること。
- 踏み台サーバーからLifeKeeperがインストールされているノードにSSH接続が可能であること。
手順
- SSHポートフォワーディングの実行
クライアントPCのターミナル上で、以下のコマンドを実行します。
# ssh [-i {SSH Keyのパス}] -L 8085:{GUIサーバーホストのIPアドレスまたはホスト名}:5110 -o ServerAliveInterval=60 {踏み台サーバーのSSHユーザー名}@{踏み台サーバーのホスト名またはIPアドレス}
上記コマンドでは、クライアントPCのTCPポート8085番に、LifeKeeperノードのポート5110番を転送しています。
- GUIへのアクセス
クライアントPCでWebブラウザーを実行し、アドレスバーに下記を入力しアクセスします。
https://localhost:8085/lkgui/#
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